副 題 フィ−ルズ賞
★ フィ−ルズ 賞
平成14年8月21日 朝日新聞の記事
数学のノ−ベル賞と呼ばれるフィ−ルズ賞に、フランス高等科学研究所のロラン.ラフォルグ
教授(35)と米プリンストン高等研究所のウラジ−ミル.ポエボドスキ−教授(35)=ロシア
出身=が選ばれた。
北京で8月20日に始まった国際数学者会議で発表され、記念メダルなどが授与された。
ラフォルグ教授は、数学の統一理論といわれる「ラングランズ予想」が、ある特定のケ−ス
で成り立っていることを証明した。
ボエボトスキ−教授は、素数の性質を調べる数論と代数幾何学の深いつながりを明らかにし、
約30年間未解決だった「ミルナ−予想」を解決した。
同賞は、ノ−ベル賞が対象としていない数学では最も権威ある賞。
優れた業績を上げた40才未満の若手が対象で、4年ごとに開かれる国際数学者会議で
授与される。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この記事を読んで感じたこと。
前記、21世紀の数学七大難問 でも「リ−マン予想」 「ホッジ予想」 「ポアンカレ予想」 等
今回もまた 「ラグランズ予想」 「ミルナ−予想」 と予想問題、 どんな内容のものか想像も
つきませんが、
これらの難問を提起する数学者、そしてこれを受け手立つ数学者の挑戦エネルギ−には感服
させられます。
ある会社の技術や社長さん、ある物理現象を数学的に、統計的に解明すうよう命じました。
すると東大出のお方、一週間ほどでこれを解明して報告書を提出したそうです。
問題提起する方、これを解明すうる方、それぞれ才能お持ちであることには間違いないのですが
想像性、創造性、独創性豊かなお方の問題提起とこれを受けて古典的学問での解明をみると、
Active と Passive の対比に感じとれました。
平成14年8月23日 Up
追記 平成 22 年 3 月
昨年 平成21年12月13日 読売新聞の よみうり堂 のペ−ジに乗っていた
本の紹介で【ポアンカレ予想】がロシアの数学者ベレルマンによって解明されていたことを
知りました。 2002年 My HP に載せたのですが、これらの難問はそう簡単に解明
されるものではないと思っておりましたのでびっくりしました。
Sub-11
ロシア の 天才数学者
ペレルマン