ヒツグス 素 粒 子 の 発 見
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【 追 記 - 1 】 2013・10・07 読売新聞 「 ヒッグス 粒 子 」 確 定 の 記 事
読 売 新 聞 10月7日 (月) 9時8分 配 信
東京大学、高エネルギー加速器研究機構などの国際研究チーム「 ATLAS (アトラス) 」は、昨年7月に見つかった 新
粒 子 が、
物に質量を与えたとされる 「
ヒッグス粒子 」 であることが 確 定
したと、7日付の国際専門誌「フィジックス・レターズB」に正式報告する。
ヒッグス粒子は、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関 (CERN (セルン) )の
巨大加速器の実験で見つかり、
ATLASと欧米中心の別のチームが実験結果の検証を進めてきた。CERNは今年3月両チームの検証をもとに「新粒子はヒッグス粒子」
とする見解を発表。今回、その際のデータが正式な論文にまとめられた。論文は、粒子の自転を表す量
「 スピン 」 が ゼ ロ
であるなど、
ヒッグス 粒 子
の 特 徴 を示すことを 明らか に
している
ヒッグス粒子 によって 、万 物 に 質 量 が 生じた 仕 組 み を 提 唱 した 英 国 の
ピーター・ヒッグス 博 士 (85) ら は 、
8 日 に 発 表 される
ノーベル 物 理 学 賞 の 有 力 候 補 とされる。
時 事 通 信 10月8日 (火)
19時50分 配 信
南 部 洋一郎 名誉教授
ノーベル賞受 賞者 ヒッグス 名誉教授 と
アングレール 名誉教授 ヒッグス粒子予測 「 南部 理論 」 が 原 点
スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2013年の ノーベル物理学賞 を、万物に質量を与える 「 ヒッグス粒子」 の 存在 を 提唱 した
英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)とベルギーのブリュッセル自由大のフランソワ・アングレール名誉教授(80)に
授与すると発表した。
ヒッグス粒子を発見したスイスの欧州合同原子核研究所の実験には、多数の 日本人研究者
が貢献した。
ヒッグス氏ら1964年、宇宙のあらゆる所を満たしている素粒子によって他の素粒子の動きが邪魔され、動きにくくなることで質量が生じる
との理論を発表した。
土台になったのは、08年 に ノーベル 物理学賞
を受賞した 南 部 陽 一 郎 米シカゴ 大名誉教授 (92) が
60年 に 提 唱
した 理 論 だった。
この素粒子はヒッグス粒子と呼ばれ、半世紀にわたって探索が続けられてきた。南部氏らが構築した 物理学 の 標準理論
で存在が
予測された素粒子の中で唯一見つからず、 「 神 の 粒 子 」 とも言われた。
CERNでは二つの国際実験グループが、ジュネーブ郊外の地下 にある 1周 27キロ の大型ハドロン 衝突型加速器でほぼ光速まで
加速した
陽 子
同士を衝突させ、ヒッグス粒子が瞬時に崩壊する様子を観察。昨年7月、「ヒッグス粒子とみられる新粒子を発見した」
と発表した。その後も実験を重ね、今年3月にはヒッグス粒子と断定。今月7日付の専門誌に論文を発表した。
毎日新聞 2013年10月08日 21時30分(最終更新 10月08日 22時49分)
スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2013年のノーベル物理学賞を、ベルギー・ブリュッセル自由大の アングレール名誉教授と、
英エディンバラ大 の ピーター・ヒッグス名誉教授 (84) の 2 人 に 贈 る と 発 表 した。
質量の起源の解明に与えられることが決まった今年のノーベル物理学賞。
この業績には米シカゴ大名誉教授、南部 陽一郎 さんの
貢 献 が欠かせない。 物 質 に 質量
をもたらした「ヒッグス粒子10+件」の予測は、南 部 さんが
1960 年代 に 発 表し2008年の
ノーベル物理学賞 を 受けた 素粒子理論 「 自発的対称性の破れ
」 が 出 発 点 だった。
スウェーデン王立科学アカデミーは8日の発表で 南 部 さん の 功 績 に 触れ、「素粒子物理学に超電導の考え方を持ち込んだことで、
目 を 見張る 展開があった」
とたたえた。 南 部 さん はかつて教授を務めた大阪市立大を通じて 「 まことに めでたい です。
実験 には 日本 をはじめ、各国 の 学者たち が参加しており、彼らにも
祝 意 を申し上げます 」 との 談 話 を出した。
質 量 の 起源 の謎 に取り組んでいた、ベルギーのフランソワ・アングレール氏とロバート・ブラウト氏(故人)は、南部
さんの理論を基に
1964年6月、共著論文を学術誌に投稿。英国のピーター・ヒッグス氏も同様のアイデアを、少し遅れて論文にまとめた。
研 究 世界 で は、 論 文 の 内容 に 新しさ がなければ 認 め
られない。
ヒッグス氏 の
論文は一度、掲載が見送られたが、加筆を経て同年8月に再投稿され、一躍有名になった。
ヒッグス氏の論文の査読(審査)に関わり、加筆のアドバイスをしたのが南部
さんだ。アドバイスの内容について南部さんは今年7月、
大阪大での講演後の記者会見で「昔のことでよく覚えていない」と語ったが、加筆された最後の段落は、アングレール氏らの論文にはない
「 新しい粒子
(ヒッグス粒子10+件) の 存 在 」 を 示 唆 していた。
理論物理学者 で東京大カブリ数物連携宇宙研究機構長の村山斉(ひとし)さんは「 南 部
さんは、ヒッグス氏に一文を加えるように
勧 めた のでは 」 と推測。 「 南
部 さんの 貢 献 は、(質量の起源に関する) アイデア の 原 点 であることに 加 え、
査読者 として
論 文 に アドバイス したことで 二 重 に 偉 大 です 」 と 評 価
する。 【渡辺諒、斎藤有香、斎藤広子】
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ヒッグス素粒子 発 見
の ニュース は この HP 作成 に 花 を添えてくれました。 感
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2013・10・09 読売新聞 の 記
事 の 中 に 下 図 のような イラスト
がありました
あらゆる素粒子の質量は ゼロ とありますが下の、超弦理論によれば( プランク長
程度とすると 10-35
m )
とあります。 素人的 に 考えれば 微 小 でもあったほうが 納 得
がいきます。
といいますのは 、 運動量保存則 m
v = const =
k m = k ( 1
/v
)
素粒子 の 速 度 V が
小さくなっていくと、 質 量 m
はどんどん 大きく なっていく
超弦理論(ちょうげんりろん、英: superstring theory)は、物理学の理論、仮説の1つ。
物質の基本的単位を、大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく、1次元の拡がりをもつ弦であると
考える弦理論に、超対称性という考えを加え、拡張したもの。超ひも理論、スーパーストリング理論とも呼ばれる
この理論の想定する「ひも」の大きさが実証不可能に思えるほど小さい ( プランク長
程度とすると 10-35 m )
ことなどから、物理学の定説としての地位を得るには至っていない。また今後実証されるかどうかも未知数の理論である
このため超弦理論を物理学の仮説として扱うことに疑問を持つ物理学者も多い。また弦理論の業績に対しては
現在のところノーベル物理学賞 は与えられていない。 弦理論 に 重要な 貢 献 を果たした
南 部 陽一郎、デビッド・グロス
らは 別 の 業 績 で ノーベル賞 を 受 賞
している
◆ 光 に は 、 重
さ がない という
ところが、 Yahoo 検 索 で 探したら 、 次 の ような 記 事
がありました → 光 の 重さ と 長
一個 の 光
は 超 ひも いい、 輻射エネルギー量 の 式より E = h ・ V (プランク乗数 × 光の振動数) より 計算して
光 一個 の 重 さ は 10- 44
g
光 一個 の 長 さ は 10-
33 cm と い う
摩
訶 不 思 議
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