　ストレスと聞けば即暗いイメ－ジが連想されますが、ストレスにはこの暗い　マイナス指向
　　　　
　　のストレスと　明るい、楽しい　プラス指向の　ストレス　があると言われます。

　暗い、辛い　マイナス指向のストレスはイメ－ジが強烈なので頭からなかなか離れません。

　　しかし明るい、楽しい　プラス指向のストレスは楽しさへの期待のためか特にストレスとは感じない。

　ゴルフ の予定日　が近づくとクラブを磨いたり、持ち物を整理したりコ－スを想像しながら

　　　　手が動いております。

　また、家族旅行 　等では当日の天気はどうか、ドライブコ－スは何処を回って行こうかとか

　　　　楽しい　期　待　いっぱい。

　いろんなメディアで　ストレス　解　消　法　が紹介されておりますが、
　

　要は　（－）　ストレスを　（＋）　ストレス　で　カバ－　する手段のようです。

この（＋）（－）のバランスは若干（－）ぎみの方が少し 緊張感があってよい

　　　　　朝日新聞の記事　　　元気ペ－ジの一部を紹介　　０２－０４－２２

現代社会はストレスだらけだ。国の労働者健康状況調査（９７年）では、仕事でストレスを感じる人　は

　　６２．８％。５年前に比べ５．５ポイント増えた。

原因のトップは　職場の人間関係。ついで仕事の質、仕事の量、仕事への適性　と続く。

心の悩みで、横浜労災病院の心療内科を受診する新規の患者は９６年以降、年１００人を超えるペ－ス

　で増加。当時同科の部長だった現センタ－長の山本晴義さんは予防の重要性を実感していた。

　　　「　ストレスとは、外部からの刺激に反応して　ゆがみを起こした状態　」

　自分ではストレス状態だと気づきにくいものです」と山本さん。

ストレス　時は、体と心の状態が変わる　ことを知り、日常生活での解消法　を身につけてもらう。

こうした目的で同センタ－は９９年５月、オ－プンした。施設を利用できない人はどうしたらいいのか。

　山本さんはストレスのつづりをもじった　解消法　〓　右下の表　を提　唱している。

体を動かし、口を動かすことが大切のようだ。

ストレスの少ない職場づくりは、社員のひとり一人の努力だけでは限界がある。

財団法人「社会経済生産性本部」のメンタル．ヘルス研究所（東京都渋谷区）は、組織の健康度を診断し、

経営側にアドバイスする　　「　働く人　の心の定期健康診断　」　（JMI）を８０年から実施している。

疲労度、気分の安定度、仕事への適応感、帰属意識　など３５項目について社員に

アンケ－トした結果を集計して、「　組織の健康状態　」　としてグラフ化。

　　デ－タに基づいて、経営幹部や管理職らに提言する。

「仕事が一部の人に集中している」　「もっと意欲の出る部署ほ作ったらどうか」

「　成果主義賃金は、向いていないのでは　」　など具体的だ。

利用した組織は、企業のほか役所、労働組合、健保組合など延べ２千。

　構成員は約２００万人になるという。

研究主幹の　後藤ただし　さんは　「バブル経済崩壊後、帰属意識や仕事への意欲。

　　　　　仕事の正確度などの　項目が低いまま回復しない。
　
　　　中央省庁や企業の不祥事の背景には、職場の心の健康の問題

　　　　　　　　　　　　があると思う」と話している。　　　

　

　　　　　　　