地 球 は 窒 素 と 酸 素 を 主 成 分 とする 大 気 が 存在し、地表面の70%は液体の水(海)で被われています。 表面温度 は 平 均 9 ℃ です。 地表付近の成分は、酸素とケイ素が主体で、他にアルミニウム、鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、 マグネシウムなどの金属元素が含まれます。ほとんどは酸化物の形で存在します。 中心部 は 鉄 や ニッケル が主体となっています。
火 星 には 二酸化炭素 を 主成分 とし、わずかに 窒 素 を含む 大気が存在 します。 大 気 は 希 薄 なため、熱 を 保 持 する 作 用 が 弱 く、表面温度 は 平 均 -63 ℃、最 高 でも 20 ℃ です。 火 星 の 表 面 は 主として 玄武岩 と 安山岩 から 成っています。 火 星 が 赤 く 見える のは、地 表 に 酸化鉄 が 大 量 に 含まれている ためです。
図 は、火星探査機 「バイキング1号」 が 撮 影 した 火 星 表 面 の モザイク 画 像 を 合 成 したものです (NASA)。 ● 第 五 惑 星 ● 木 星 大きさ 地 球 の 11 倍 軌道半径 地 球 の 0.72 倍
木 星 は 、ほとんどが 水 素 と ヘリウム でできています。 表 面 には 水 素 を 主成分 とする 厚い 大気層 が 存在します。 表 面 温 度 は 平均 -121 ℃ です。その下は 液体金属水素 の 層、 中心 は 岩石の核 となっています。
図 は 、惑星探査機 「 ボイジャー1号 」 が撮影した 木星 の 画像 を再処理したものです (NASA)。
土 星 も 、木 星 と 同 様 、ほとんどが 水 素 と ヘリウム でできています。 表 面 には 水 素 を 主 成 分 とする 厚い大気 層 が 存在します。 表 面 温 度 は 平均 -180 ℃ です。その下 は 液体金属水素 の 層 、中心 は 岩石の核 となっています。 土 星 の 内 部 は 高 温 であり 、 核 では 12,000 ℃ に達します。
図 は 、土星探査機 「 カッシーニ 」 が 撮 影 した 土 星 の 画 像 です (NASA)。
天王星 は 、主 に ガ ス と 多 様 な 氷 から成っています。 大気 には 水素 が 約 83 %、ヘリウム が 15 %、メタ ン が 2 % 含まれています。 表面温度 は 平均 -205 ℃ です。内部 は 重い 元素に富み、岩石のほか、酸素、炭素、窒素から成っています。
図 は、惑星探査機 「 ボイジャー2号 」 が 撮 影した天王星です(NASA)。
海 王 星 も、 天 王 星 と 同 様 、主に ガス と 多様な 氷 から成っています。 厚い大気 が 存在し、氷 に 覆われた 岩石 の 核 を持っています。 太 陽 から 45 億 km (30AU) も 離れているため、わずかな 熱 し か 受けず、表面温度 は 平均 -220 ℃ です。
図 は 、惑星探査機 「 ボイジャー2号 」 が撮影した海王星です (NASA)。
主 な 惑 星
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