関数・級数 と グラフ・図 形
H・24・8 Up s - 44
関 数 ・ 級 数 を グラフ ・ 図 形 化 してみると 直 間 的 で 理 解 しやすい。
★ 級 数 √n ; √2 √3 √4 √5 √6 √7 √8 √9 √10
√1 〓 1.000 √6 〓 2.449 浪人よ良く
√2 〓 1.414 一夜一夜 √7 〓 2.645 風呂で死後
√3 〓 1.732 人並みに √8 〓 2.828 にやにや
√4 〓 2.000 √9 〓 3.000
√5 〓 2.236 富 士 山 麓 √10〓 3.162 三つ色
√1 = 1.000 √3 = 1.732 √10 = 3.162 √2-√1 = 0.414 √10-√9 = 0.162
オオム 貝 に そっくり
ピタゴラス の 定 理 で √n がつぎつぎにできる sinθ1 = 1/√ 2 = 0.71 θ1 = 45°
ちなみに、平 方 根 の 和 を求めてみると
煤n〓 √1 + √2 + √3 + ・・・・・・ + √9 + √1 0 〓 22.466
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★ フィポナッチ数列 ・黄金比 ・白銀比 についての 図 形
ここでは、黄金比 が 主 役 だが フィポナッチ数列 は 関係 が 深いので 前 座 に置き
白銀比は おまけ・ プレミアム としました。
● フィポナッチ数 列 ( 10 年前 に 載せた フィポナッチ数列 ) 参 照
数 列 ; 1 ・ 1 ・ 2 ・ 3 ・ 5 ・ 8 ・ 13 ・ 21 ・ 34 ・ 55 ・ 89 ・ 144
この 数 列 の 作り方 ウツギ 産 (算) の 例 で 説 明 します
ひとつがい の アサギ が 毎 月 ひとつがい の ウサギ を 産 む
ただし、産まれた ウサギは 2ケ 月 後 から 産 み はじめる
この ひとつがい の ウサギ と 以後 産まれてくる ウサギ の つがいが
一年間 に産む つがい数 は Total 144 つがい となります
そして、【 各 月 に 産まれるつがい 数 】 を 並べる と 上記 数 列 ができます
【 フィポナッチ数列 の 特 徴 】
@ 第二項 以降 の 各項 が 先行する 二つ の 項 の 和 によって 得られること
1 + 1 〓 2 1 + 2 〓 3 2 + 3 〓 5 ーーーーー
第 n 項 のフィポナッチ 数 を Fn とすると
2つ の 初期条件 を持つ 漸化式 Fn〓 Fn-1 + Fn-2 と表せる
F2 〓 F1 + F0 F3 〓 F2 + F1 F4 〓 F3 +F2 −−−−
A この数 列 の 隣り合う 二項間 の 比 が 黄金比 0.618 に 近づいて いく
1 / 1 ・ 1 / 2 ・ 2 / 3 ・ 3 / 5 −− (√5−1)
/ 2 〓 0.618
フィポナッチ数列は 1202年 に フィポナッチ 発行 の 『 算番の書 』 に あり
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● 黄 金 比 ( 1 0年前 に 載せた 黄金比 ) 参 照
前 記、フィポナッチ数列において隣り合う 2 項 間 の 比 が 黄金比・ 1.618 に近ずくことを揚げた
黄金比 は 芸 術の 世 界 で 美 の 古典的 理 想 といわれる
【 黄 金 比 画 像 】 を 集めて みます 見つけ次第 追加
フィポナッチ 数列 黄金比 は 芸術 の 世界 か ら 自然界 の 動 ・ 植 物の 世界いたる所に
に 現れます
パルテノン 神 殿 古代 ギリシャ アテネ レカミエ 世界一美しい女性
ピラミッド 薔 薇 オオムガイ
● 黄 金 比 の 説 明
説 明 文 2枚 コ ピー 拝 借 そのまま
黄 金 長方形 正 5 角形 の 一辺 と 対角線 の 比 〓 黄 金 比
▼ 黄 金 長方形 での 説 明
一辺の長さ 1 の a ・b ・c ・d の 正方形
b - c の 中点 o を 中心に 半径 o - d の 円 弧 を描き b - c の 延長線上 に e 点
od2 〓 (1/2)2 + 12 〓 1/4 + 4/4 〓 5 / 4 ∴ od 〓 √5 / 2
ab :be 〓 ab : (bo + oe) 〓 1 : {1 + (√5)/2} 〓 1 : 1.618
▼ 正 5 角 形 での 説 明
一辺の長さ 1 対角線 の 長さ xとする
△ AFE △ ADF は 相 似 なので
AF : AE 〓 AE : AD AF 〓 ( AD-FD ) 〓 ( x- 1 ) AE 〓 1 AD 〓 x
( x- 1 ) : 1 〓 1 : x ( x- 1 ) ・ x 〓 x2 - x 〓 1 x2- x - 1 〓 0
この 2次方程式の解 x〓 { 1+ √(1 + 4) } / 2 〓 (1+√5) / 2 〓 1.618
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● 黄 金 比 関 連
以下、それぞれ 2次方程式 の 解 として 与えられる
黄 金 比 x2 - x - 1 〓 0 1 : ( 1 + √5 ) / 2 第 一 金 属 比
白 銀 比 x2 - 2x - 1 〓 0 1 : √2 第 ニ 金 属 比
青 銅 比 x2 -3x - 1 〓 0 1 : { ( 3 + √13 ) } / 2 第 三 金 属 比
▼ 白 銀 比 について
白 銀 比 は 2 つ あります
1 1 : 1 + √2 貴金属 比 の ひとつ (第 二 貴金属 比)
2 1 : √2 紙 の 寸法 などに用いられ、日本では 古くから 美しい比 とされる
法 隆 寺 五 重 塔 慈 照 寺
の 銀 閣
歴史的 建 物 にも 見られる ため 大 和 比 と 呼ばれる
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★ 数 列 ; 対 数 log10 n の グラフ 化
但 し、 n 〓 1 ・ 2 ・ 3 ーーー 10 の 自 然 数 とする
この 問 題 も ″お遊 び ・ 頭 の 体 操 ″( 認 知 症、痴 呆 症 予防 ) なので 説 明 の 展 開 は
敢えて、凝 り がたち に 組み立てて あります
では、始めます。
log10 n n 〓 1 から n 〓 10 の 10 ポイント を グラフ に 描 く とき
【 頭 の 体操】 なので 対数表 を見ないでゆっくり 暗 算 で求め て グラフ に プロット します
私は、幸いに log101 〓 0 log10 2 〓 0.3 log10 10 〓 1 を 忘れず 覚えて いたので
これを 頼りに 残 り の 7点 を 暗 算 で 求めます。
log10 n の 3 点 を 忘れず にいたことを 振 り 返って みますと、
log101 〓 0 は a0 〓 1 指数関数 と 対数関数 は 裏・表 の 関係 にあるので 覚えやすい
log10 2 と log10 10 は log 計 算の 基点的 存在 なので 記 憶 から 消えない
電気関係 では デシベル db〓 20 log10 a/b がよく使われます。
例えば、 a/b 〓 2 a/b 〓 10 のとき
20 log10 2 〓 20×0.3 〓 6 デシベル(db) 20 log10 10 〓 20×1 〓 20 デシベル
2倍 が 6 デシベル 4倍 が 6 + 6 〓 12 db 8倍 が 6 + 6 + 6 〓 18 デシベル
10倍 が 20 デシベル 100倍 が 20 + 2 0〓 40 db 1000倍 が 20 + 20 + 20 〓 60 db
というように、対数 の 特徴 である 掛け算 が 足し算 に置き換え られ、また 桁 数 の 大きい 数 が
コンパク ト な 数 に 置き換え られます。
音 ( 音圧 ) の 大きさ 電気信号 の 大きさ での デシベル 表 現
飛行機 の 騒 音80デシベル、 電気信号を 10万倍 増 幅 したとき 100 デシベル の 増 幅 という
大分、脱 線 しました では 本 題 の グラフ の プロット に 戻ります
@AI 先ず、覚えていた 3 点 ( log10 1・ log10 2 ・ log10 10 ) を グラフ に プロット します
次に、 残り 7点 を 順 次 プロット していく
各点 の 推 計 は 対 数 log の 性質 ・ 特 徴 を 利用 してれぞれの 点 を 暗 算 で求めます。
C log10 4 と log10 8 は 、 対 数 log は 掛け算 が 足し算 に置き換え られることを 利用する
log10 4 〓 log10 2×2 〓 log10 2 + log10 2 〓 0.3 + 0.3 〓 0.6 グラフに 0.6 を プロット します
G log10 8 〓 log10 2×2×2 〓 log10 2+ log102+ log10 2 〓 0.3×3 〓 0.9 プロット します
D log10 5 は 、 対 数 は 割り算 が 引き算 に 置き換え られることを 利用します。
log10 5 〓 log1010/2 〓 log10 10 - log10 2 〓 1 - 0.3 〓 0.7 0.7 を プロット します
B log10 3 は 3 が 素 数 で 掛け算・ 割り算 に 分 解 できないので 前 後 2 点 より 推 計 する。
log10 3 は log10 2 と log10 4 の 中 間 にあるので 平均値 の定理 ・ 配分法 で 推計する。
log10 3 〓 (log10 2 + log104) / 2 〓 (0.3 + 0.6) / 2 〓 0.45 ⇒ 0.47
グラフ が 直 線 であればこの 0.45 でよいが今までに プロット した グラフ の 全 容 を見ると
やや、上に 凸 の 形 をしている。 そこで、目 の 子 で + α して 0.47 とする。
参 考 内挿法 ( Interpolation ) ・ 外挿法 ( Extrapolation )
ある、関数 数列 曲線 等 で データ に 欠落 した部分 があるとき、 この データ を
補間、推定値 を求める
E log106 〓 log10 2×3 〓 log10 2 + log10 3 〓 0.3 + 0.47 〓 0.77
H log109〓 log10 32 〓 2 log10 3 〓 2×0.47 〓 0.94
F log10 7 は log103 と 同 様 に 3 が 素 数 なので 前 後 の 2点 log10 6 log10 8 より推計
log10 7〓 (log10 6 + log10 8) / 2 〓 (0.77 + 0.9) / 2 〓 0.83
以上 で 10 点 プロット できました
【 きれいな グラフ を 描 く ことが できました 】
お遊び、頭の 体 操 を 終わります
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2014 11 12 Input Test